月が海の水面を照らしています。EF17-40mm F4L USMとEOS M3で撮影。
半月。光り輝くお月様も、よく眺めるとクレーターでボコボコになっていることを確認できます。Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMとEOS M3の組み合わせで撮影。400mm。35mm判換算で640mmの超望遠域です。風の揺れをかいくぐるようにして撮った一枚。
星々。こちらもCanon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMとEOS M3の組み合わせで撮影。
江ノ島と星空。EF17-40mm F4L USMとEOS M3で撮影。
これで三日連続ですが、今宵(5月14日)も星を眺めに海へと繰り出しました。暗くて怖い海ですが、慣れると星空を独り占めしながらノンビリと過ごせる最高の癒しの場です。
望遠レンズで夜空を撮るのは純粋に楽しいです。
子供の頃にハレー彗星を見るために望遠鏡を買ってもらったことを思い出します。ただ、そんなに高性能な望遠鏡ではなかったのか、満足に彗星を捉えることができず、結局、そんなに使わないままお蔵入りになった記憶が...。
それから30年を経た今、対象は違いますが、カメラと望遠レンズの合わせ技でいとも簡単に月を捉えることができることに驚くとともに、数十年越しに子供の頃の興奮が蘇ってくる気持ちがします。なんだかんだで、子供の頃からずっと天体観測は好きだったのですが、写真の旅を通してカメラとレンズが僕を再びその道に近づけてくれた、そんな感じです。
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これまで大体がRX1Rで撮ってきたので、今回は望遠域にも挑戦したいと思い、EOS M3とEF100-400mmの望遠レンズを持って行きました。ただ、広角も試したかったので定番のEF17-40mmも。
噂は聞いていましたが、超望遠域になると、ちょっとの風でも撮影に影響が出てしまうことを身を以て感じました。100mmだったらまだ問題ないけど、400mmだとわずかな風でも反応してしまうので、かなり厳しい。三脚の性能には全く問題ないのですが、こうなってくるとレンズ自体を複数の支点で強制的に固定する工夫が必要そうです。
一方の17-40mm F4Lが予想を超えた働き。真っ暗な中での星空撮影シーンでも使い勝手が非常に良いです。昼間と同じく色ノリの良さは健在で、やはりEF-M11-22mmでは味わえない世界を、このレンズでは楽しむことができると思いました。
そんなわけで、深夜の星空散策はまだまだ続きます。
- Camera:
- Canon EOS M3
- Lens:
- EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
- Canon EF17-40mm F4L USM
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