20Dを自分で修理してみた

十年近く前に買った初めての一眼レフ、Canon EOS 20D。放ったらかしにしていた間にシャッターボタン(レリーズボタン)がほとんど効かなくなってしまいました。ごめん。

捨ててもおかしくない古いカメラを今さら修理に出して高い代金を取られるのもなんか違うし、そもそも月日が経ち過ぎて修理してもらえないという情報も。なにより愛着のあるカメラだったので、救うのは自分だという想いも少しあり、ダメ元で自分で修理してみることにしました。

20D修理
MacBook ProのSSD換装の時にも使った「プラスドライバー00番」を片手に分解、分解。シャッターボタンがあらわになったところでブロアーで埃を吹き飛ばし、接点復活剤(はなかったのでKURE5-56)を吹きかけて終了。これだけです。

無事に復活したかを確かめるため、さっそく茅ヶ崎の海に繰り出してみました。

復活の20D、試し撮り (1)

復活の20D、試し撮り (2)

復活の20D、試し撮り (3)
あいにくの天気、空模様。しかも被写体がヘッドランド(Tバー)の釣り場とカラスということで、どこか退廃的な感じのする写真になってしまいましたが、シャッターの調子は良好! 95%くらいの確率でバシャバシャとシャッターを切れます(100%とはいかなかったのはご愛嬌)。

ライブビューがなかったり、今の2000万画素前後が標準となりつつある状況すると20Dは850万画素と低めだったり(それでも十分だけど)、今となっては機能面はちょっと見劣りするけど、でも、古いはずのセンサーから叩き出す絵は今もまったく悪くないのです。シャッターを切る音も小気味よく、写真を撮っている感覚に浸れます。

メインカメラにはなれないにしても、まだまだ使えそう。いや、使います。

Camera:
Canon EOS 20D ※修理の模様はRX1R
Lens:
Sigma APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO