愛機、Ricoh GR DIGITAL II。

Ricoh GR DIGITAL II
コンパクトカメラ好きである僕が現在愛用しているカメラ。
それは、RICOH GR DIGITAL II (RICOH製) です。

ひと言で言うと、ポケットに入る高性能カメラ。

GR DIGITALの誕生により、「高級コンパクト」というジャンルが切り開かれたと言われます。まぁ、「高級」という言葉は個人の好みもあるのでともかくとしても、それまでのコンパクトカメラは一線を画すコンセプトから成り立っているのは確かだと思います。

以下は、僕が新しい愛機、GR DIGITALを数ヶ月間使ってきて感じた印象です(難しい内容はここでは極力省いています。より深く細かく知りたい方はぜひご質問下さい)。

シャープで切れのある、豊かな描写

風景などをパンフォーカスで切り取ったときや、直線を含む被写体を撮ったときなどに、そのシャープさを実感できます。階調性の高さも相まって、瑞々しく、豊かな描写が期待できます。

暗所撮影に強い

飲食店独特の少し薄暗い照明下でも、キレイに撮ることが出来ます。暗所撮影時に発生しがちなノイズも少なく、クリアな画質が得られます。

ワイドでダイナミックな表現

単焦点の広角レンズ(※)により、広がり感や遠近を強調した表現が可能です。
※ GR LENS F2.4/f=5.9mm (35mm判カメラ換算値だと28mm)

ズームが無い点は、人によっては敬遠しがちな要素かもしれません。が、あえてズームを捨てて単焦点を使うと覚悟を決めることで、むしろ表現の世界は広がると思います。どうしても、という場合は、ワイドとテレのコンバージョンレンズもオプションで発売されています。

ファームウェアによる進化が著しい

各種の操作系や設定なども元々きめ細かく扱えるのですが、ファームウェアのアップデーターが何度か出ていて、さらにカメラが進化していきます。たとえば、ファームウェアのアップデートにより、マクロ撮影時以外でも、AF時のフォーカスポイントを自由自在に選択できるようになりました。

参考

高級コンパクトと言いつつ、発売からかなり経ったこともあり、だいぶ値段も下がってきました(それにしても、一昔前と比べたら今のカメラは本当に安くて良くなったなぁ・・・)。