三つ子の魂百まで、ふたたび

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遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。


正月にテレビ番組「さんま・玉緒のお年玉あんたの夢をかなえたろかスペシャル(TBS)」を見ていたときのこと。小学生の男の子が「深海魚を見てみたい」という夢を語っていました。

なんでもその男の子は深海魚がとにかく好きで好きでたまらないらしく、寝ても覚めても深海魚のことばかり。当然、深海魚に関する知識も豊富。

その番組を見ながら、僕は「これほどまで好きなのなら、きっと将来この子は深海魚に関係する仕事に就く。水族館とか、魚博士とか。それは本人にとって幸せであると同時に、その"深海魚への愛"は周囲の人も幸せにできるはず」と思っていました。

さかなクンが良い例かもしれません。彼の魚への深い愛と知識は巡り巡って世の中に役立っている。

三つ子の魂百まで。


* * *


そこでふと自分のことを顧みると・・。
自分の原体験は絵と音楽、きっとこのふたつだと思います。

でも、自分はこのことを分かっていながら知らず知らず逃げ続けていた気がしていて、2002年にようやくそこに目を向けはじめました。

その後、悪戦苦闘を重ね、ちょっとの手応えと沢山の挫折を抱え、たまたま異動もあった関係で流れるまま東京に渡りました。結果的には東京にすごく育てられた気がする一方、2002年の自分の青くも熱い気持ちからは久しく遠ざかっていた気もします。


今年2008年は、自分にとっての「三つ子の魂百まで」にふたたび愚直に向き合う、そんな年にしていきたいと思っています。

こんな僕だけど、今年もどうぞよろしくお願いします。