映画「あの頃ペニー・レインと(原題:Almost Famous)」を観た

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映画「あの頃ペニー・レインと(原題:Almost Famous)」をDVDを借りて観ました。

青春映画として、また、音楽映画として、とても秀逸な作品だと思います。
そういう意味では、ツアーバスでの移動シーンも相まって、ある種、「青春期の心の旅の映画」という風にも僕は感じました。

あらすじ(冒頭のみ)

主人公ウィリアムはロック音楽の魅力にとりつかれ、親の厳しいしつけの基で暮らしながらも学校新聞などに記事を書く毎日。やがてローリングストーンズ誌からも声がかかり、新進気鋭の中堅バンド、スティルウォーターのツアーに同行取材をすることに。そこで出会う美しい女性、ペニー・レインへ淡い恋心を抱いたり、バンドの天才ギタリスト、ラッセルとの友好も深まりながら、旅は続き・・・。(以上、あらすじ)

青春映画としては、少年時代の抑えがたい情熱と親の愛情ゆえの抑圧との間で揺れる部分や、"自由"で新しい世界に飛び込んでいく期待と不安の入り交じった感情など、「熱」がうまく描かれています。

音楽映画としても秀逸。音楽が好きな人、特にロックバンドが好きだったり実際にロックバンドをやっていた人にとってはたまらない内容に仕上がっているので、それだけでも一見の価値あり。

あと、旅好きの僕として個人的な感想かもしれないけど、バンドのツアーバスでアメリカのまっすぐな道をひた走るシーンが何度も出てくるのですが、その時の風景が最高。嬉しいような泣きたいような感情に襲われます。ツアーバスの頭に書いてある「・・・号」の名前が何度か変わるのですが、そこも面白いので要チェック。

こういう映画を観ると、「また音楽やりたい」と強く思ってしまいます。