ベッカム再、線を理解してくれる人?

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対ベルギー戦、対ロシア戦は自宅TVで、対チュニジア戦は現場に向かう車の中で・・・と結局ぜんぶ観戦してます。決勝Tの対トルコ戦は、うーん、ちょうど訪問先から戻る途中のはず(前とは別の町で、片道2時間ほど)、上手く行けばまた移動しながらラジオ観戦、か。

札幌で試合のあった週、何故か安全上の理由で自転車通勤が禁止になっていたので、まぁいいやと思って、その週だけゆったり車通勤していました。で、俺の住む会社寮は札幌ドームからわりと近いところにあるので、ドームで試合のある日は、一時間前くらいの様子を車窓からちょこっと眺めてみたりして。

ドームと言えば、イングランド対アルゼンチン戦。因縁の対決。結果はご存知ベッカムのPKゴールで生まれた1点を最後まで死守したイングランドの勝利。観客の9割がイングランドサポーターだったというから、もしもイングランドが負けていたら・・・と考えると怖いね。

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ベッカムは、まぁ今、日本中で量産型が沢山出回っているけど(まぁ今の俺もベッカム(をモチーフとした)髪型だな・・・)、たしかに注目したくなる選手だ。

というのも、4年前のあの屈辱以来、どうやって精神的な地獄を乗り越えて、復活を果たし、エースとしての貫禄すらまとうに至ったのか・・・と、単に"ミーハー"という名の一瞬(点)だけでなく、4年の歳月という時間(線)という視点でも気になるからだ。で、内にはたぶん4年分の重い思いがある一方で、外はあのクールなルックス(とキレイな奥さん)と。同じことはヒデ(中田英寿)にも言えるかもしれない。たぶん、ヒデのことをよく知らない人ほど、一方的に嫌うか好きになるかの両極端に陥ると思う。

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苦しい時とか、挫折とか・・・そういう時はどんな人にもいつか訪れるものだ。その中で「自分だけがどうしてこんな目に・・・?」と被害者意識に陥ったり「どうせ俺なんて」という風に変に屈折することは、あまり良くないと俺は思う。まずはその苦しさから逃げないで、次に乗り越える方法を自分の頭で模索し、最後に実践することだ。

「自分の頭で」というのが凄く大切だと俺は思う。誰かに相談したり、いろんな意見を聞いたりするのはもちろん大切だ。でも、点を理解してくれる人はいるかもしれないけど、線を・・・他人の時の流れを理解してくれる人なんて、いそうでなかなかいない。誰かに甘えたり、すがったりしたくなるし、そういうのも凄く大切だと思う。いつかは逃げずに自分の力で戦わなくてはならない・・・まぁこれは今の俺自身だな。

いかにも「君の気持や事情はよく分かるよ」的な表情を浮かべるオトナ、そして重荷になった途端に上手くかわして逃げていく人たち。最悪だ。

そうとう俺が腐っていた頃、「正直言って事情はよく分からんけど、でもとにかく前向きに頑張れー」といった感じのメッセージを沢山もらいました(ホントありがとう)。たぶん、これが本音だと思うし、こういうメッセージの方が「オトナの意見」よりもよっぽど嬉しい。人はそれぞれだし、他人のことは簡単に分かるもんじゃない。でも、皆とにかく進んでいかなくちゃならないのは一緒だからね。

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ん?何が言いたいのかよく分からなくなってきた。眠い・・・、続きはまたー。