Evening Falls...

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最近の作品には少し疎くなってしまったけれど、エンヤも高校の頃からポツポツ聴いている(音楽雑食ナリ)。

メジャー・ファースト※アルバム「Watermark(ウォーターマーク)」には、「ORINOCO FLOW」のように、ちょっと煌びやかで華のある感じの最近の作品に通じる原石も光っている。(※インディーズ時代にも「ケルツ」という名の"サントラ的アルバム"を発表しているので、2作目とも言える)けれど、その一方で、「Evening Falls...」のように少し憂いのある、しかし、時間の流れすら止めてしまう程の幻想的な音世界にも満ちている。

何かの機会があったら、エンヤのWatermarkに収録されている「Evening Falls...」を聴いてみてほしい。そこには、泣き出しそうになる程の、桃源郷のような風景が広がっているから。

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俺は、気楽な自由人というか、どっちかというと一人黙々とやる「職人肌・芸術家肌」タイプなんだろう。もうこれは「三つ子の魂百まで」そのままだ。リーダーとかマネジメントの素養("大雑把な考え方"とも言うが)は、性格も少しはあるのかもしれないけど、俺はあくまで後から修得した後天的スキルだと思っている。

ただ、「じゃあ、おまえは具体的に何がやりたいんだ?」と問われると、たぶんどうも上手く説明できなさそうだし、答えられなくても全然いいと俺は思う。極論だけどね。

それはたぶん決め付けることではなく、その時その時の気持ちに正直に、腐らずに、ずっと探し続けていくことなんだろうと思うから。夏目漱石も言ってるさー、俺達は迷える子羊だと。