iPhone購入に必要なのは、今までのケータイ文化を手放す勇気なのかもしれない。

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iPhone 3G (16GB White)

iPhone 3G (16GB White)

iPhone発売日の11日は、表参道で1500人もの人が並んだようですね。

でも、この手のブーム商品はどうしても東京の様子をクローズアップした過熱報道が際立ってしまうけど、東京はある種、常時・微熱社会。地方に目を向けると、意外と平和なもんだったりします。

そんなわけで、翌日の12日に湘南散歩がてら、地元のソフトバンクをふらっと訪れてみると、並ぶこともなく、あっさり買えてしまいました(ただ、僕が最後の1台だったみたいだけど・・・)。

ちなみに、僕はこれまではdocomoユーザー。さすがに今すぐdocomo携帯を手放せない状況だったので、7月中はiPhoneとdocomoの2台を平行運用するけれど、8月に入る頃にはiPhoneへの完全移行ができればと思っています。

さて、「買う前だけにこれだけは要検討!」という事が、買った後にいくつか分かってきたので、これからiPhone購入を検討している皆さんに情報提供したいと思います。

<以下、「iPhone、ここがケータイと違う!」ポイント>

■ケータイメールがない
docomo.ne.jp や ezweb.ne.jp 、 softbank.ne.jp と言った、いわゆるケータイメールという概念が、無い。したがって、絵文字やデコメールも無いです。(正確には、iPhone専用のケータイアドレスがもらえるけれど、端末にメールを保存できない、絵文字が使えないなど、やはり普通のケータイメールとは色々と違います)

もちろん、メール機能自体はあるのだけど、イメージとしてはパソコンメールと同じような扱い。ケータイ独特のやり取りが出来ないのはけっこう大きいかも。

いずれにしても、iPhoneを買うにあたっては、ケータイ必須かつ独特の機能とも言える「ケータイメール」を手放しても良いかどうかをしっかり考えるのが、第一歩のようです。

■おサイフケータイじゃない
→個人的には、割と最近モバイルSuicaの6ヶ月定期を購入したので、この点は影響大。その他、Edyも合わせると、かなりの金額をチャージしているのが現状。つまり、おサイフケータイが手放せない日常・・。さて、どうするか・・・。

■ワンセグがない
→僕は元々902だったのでこれは影響無し。

■月額料金が(結果的に)割と高い
iPhone購入に当たっては、「パケット定額フル」への加入が必須など、独自のプランが組まれるため、結果的に月々支払う料金が割と高くなります(それでも、サービス内容や端末の出来を考えると、高いとも言えないのだけど・・)。

「あまり使わないかもしれないけど、ちょっとお試しで」といった感じでiPhoneを買おうと思っているユーザーには、思わぬ出費になるかもしれません。

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と、ここまで書いてみて思ったのだけど、要はiPhoneを買うには「今までのケータイ文化を手放す勇気」が要るのかもしれません。

iPhoneに乗り換えると、今まで慣れ親しんできた物を失ったりもする一方で、新しい体験も待っている・・・と、そんな感じでしょうか。

逆に、ケータイは想像以上に生活に根付いているので、単に新しい物見たさだけでiPhoneを買うのは危ういかもしれません。これまでのケータイは、これはこれで良くできているし、何よりしっかり生活に根付いています。

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どちらを選ぶにしても、自分のライフスタイルも含めてじっくりと考えた後に、買うか、買わないかを選択することをオススメします(といいつつ、僕は正直あまり考えずに手を出してしまいましたが・・)。iPhoneは、たしかに既存のケータイと比べると色々と無いものもあるけれど、その一方で確実に新しい体験が待っているはずです。一週間近く使ってみた感想としては、・・・なかなか良いですよ、iPhone! また近くレポートしたいと思います。