人とウェブの関係性

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僕はたぶんウェブはもはや自分の趣味であり(暗い趣味だ・・)、そして今はありたがいことに、職場でもウェブの仕事をやらさせてもらっています(※所属する某・通信会社ではウェブはある種の異端業務なのです)。つまりはウェブにどっぷり浸かってます。

でも、だからこそ、ウェブ以外のことにも意識的に目を向けるようにしたいと最近よく思っています。

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料理にたとえるならば、「僕がどんなに料理の技術(Web技術)を磨いて、その腕を売りにレストランを開業(サイトオープン)し、多くの人に食べてほしいと願っても、そもそも人も寄りつかないような人里離れた山奥にレストランを建ててしまっては願いは叶わない」という感じ・・・。

つまり、「手段」にのめり込んでしまって「目的」を見失う状態。
これは避けたいなぁと、自戒を込めつつ思っています。

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初心を忘れると、ついつい「作ったウェブサイトは多くの人に使われ続けるはずだ」という前提で最初から大仰なコンセプトを掲げて物事を進めてしまいがちになると思います。

でも、逆に、極端な話「ウェブサイトは多くの人に使われていない、意識されていない。というか、そもそも常用的なネットユーザーってほそれほどいない」という謙虚な地点からスタートしていくことが、それでもそのサイトを公開する意義(つまり、たてまえではない本当のコンセプト)を見出していくために、実は必要な流れなんだろうと思います。

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話は少しそれるけど、良いなぁって思える車って、単にスペックの問題ではなくて、乗る人のライフスタイルまでも思い描けるような気がします。人と車の関係性が想像できるって感じかな。

人とウェブの関係性も想像できるようなモノ作りをやっていけたらいいですね。