輝く木星。Jupiter.
赤く光る火星。Mars.
土星。Saturn.
圧倒的に明るく輝く木星や火星と違い、肉眼で見分けるのは困難。望遠レンズ「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」の望遠端である400mmをEOS M3と合わせ、35mm判換算で640mmの超望遠域でそれらしき場所を覗くと、微かに楕円形に輝く光を発見! 最初はレンズの歪み効果かなと思ったのですが、どの位置で捉えても楕円形。もしやと思い、とっさに月と同じ要領で撮影してみました。
写真はその結果。写真全体を表示すると、ただの真っ黒な絵。等倍表示で見てもほんの米粒くらいの光しか見えないので、4倍に拡大した画面をキャプチャーしたものを載せています。
いやあ、これを撮れた時は妙な興奮というか、達成感を感じました。もちろんこのご時世、「土星」と検索すれば綺麗な画像をいくらでも見ることができますが、自分の目(正確にはレンズの力を借りた自分の視覚、ですが)で捉え、写真に残すことができた喜びは代え難いものです。
ただ、400mm(実質640mm)の領域をもってしても、この小ささ。土星を大きく綺麗に撮影するには、800mmとかそれ以上のレンズが必要なんだろうな、とも気づかされました。いやいや、そんなレンズはとてもじゃないけど買えないのですが...。
- Camera:
- Canon EOS M3
- Lens:
- EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
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