EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを購入しました

冠雪した富士山
先週12月5日の写真から、冠雪した富士山。珍しく雲ひとつない快晴でした。100mmで。

ついに、白レンズを買ってしまいました。最新の望遠ズーム、EF 100m-400mmです。Mシリーズ専用の望遠、EF-Mの55-200mmの手軽さは魅力的。一方、サーファーをダイナミックに撮るにはやっぱり300mm以上は欲しいなと思っていたのも事実。どうせいつかは買うんだろうし、一生モノと考えて手を出すことにしてみました。

江の島とサーファー
江の島とサーファー。300mmで撮影。

水しぶきとサーファー
水しぶきをあげるサーファー。自分にとって未知の領域、400mmで撮影。イメージスタビライザー(IS)の効きが良く、400mmという超望遠の世界でも手持ちで撮れてしまいます。恐るべし。三脚をほとんど使わない自分にとっては、この手振れ補正はかなりありがたいです。

初代の100mm-400mmを使ったことがないので何とも言えませんが、初代はテレ端の描写は厳しかったみたいですね。でも、2代目となるこのレンズは評判通り、400mmでもシャープに撮れます。買った甲斐があったというものです。

紅葉、小さな秋
箱根の紅葉、小さな秋。100mm。

餌を探す鴨
餌を探す鴨。箱根の川の水はとても澄んでいました。200mm。噂通りズーム全域でシャープです。

山一面に広がり始めた紅葉
箱根の山一面に紅葉が広がり始めました。100mm。

ヘッドランドの釣り人
翌12月6日。ヘッドランドの釣り人。100mm。

という訳で、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを使った初ショットでした。ちなみに、今回はレビューとして写真の補正や加工は無しのスッピンです。

このレンズの特徴を端的に言ってしまうと、ズーム全域でシャープかつ自然な写り、そして強力な手振れ補正だと思います。

Sigma APO 70-300mmもお値段の割には大健闘のレンズだと思いますが、やはり手振れ補正がないので、失敗写真の量産率が高めだったのも事実。それに比べると、このEF 100mm-400mmは失敗率が激減します。これだけでもデカいです。レンズ内手振れ補正なので、ファインダーの中が暴れないのもグッド。集中できます。色乗りも自然で素直。

ただ、良いことばかりでもなく、一番辛いのは強烈に重たいということ。腕が震えます。小柄なEOS M3と合わせてこの有様なので、5D Mk2に着けたらどうなるんだろう。鍛えないと。

100mmから400mmは、35mm判換算では160mmから640mmということで、テレ端側はかなりの超望遠の領域。サーフィン撮影用としては最強のレンズの一つだと思います。重いので、気軽に持ち歩くというわけにはなかなか行かないけど、筋トレがてら(?)、頑張って海に出てサーフィン撮影に勤しんでみたいと思います。

Camera:
Canon EOS M3
Lens:
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM