ドリフ談義

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僕も含め、周りでは今、ドリフが熱いです。

「八時だよ全員集合」DVD。改めて見ると16年間もよく生中継でやってたなぁと感服します。

今のバラエティ番組の編集をフル活用した作り・・・取り直しが利き、スタッフら周辺による過剰な煽り笑いを入れたり、字幕スーパーで笑いを誘ったり・・・も面白いけれど、それとは明らかに異質の面白さを「全員集合」は持っている。
単純に言うと、「スタジオ録音の音楽」と「ライブ音楽」くらいの違いかな。ライブならではの勢い。その一方であの緻密な設定を作り上げるための下準備。毎回事前打ち合わせをみっちり4〜5日を行っていたらしい。

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実は、長さん(いかりや長介)がかなり面白い。

ノリにノっている頃というか、勢いが違う。声の張りが違う。壊れ具合が違う。お馴染みコント冒頭の「おいっすー」のお客とのやりとりなんか、メタリカのライブMCに匹敵する程のものがある。

笑いの要として加藤茶と志村けんが居る一方、コント自体の笑いを牽引する役目として「リーダー・いかりや長介のあのエネルギー」はとても重要だったと思う。これは新発見だった。

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友人は深夜のCD屋さんで一人笑いをこらえながら店内の画面に写るドリフのコントにひたすら見入ってたらしい。(それを聞いた俺は、ぱっと見スマートでクール(実際はともかく)な彼女がじっと画面に見入ってる様子を想像して笑ってしまったが・・・)

男女問わず僕らの世代はドリフが好きな人がけっこういるみたいで、最近いろんな所でこの話で盛り上がっている。今日も「そういう世代なんだね〜」と話をしていた。こういうのは、なんだか嬉しい。