若手社員に足りないのは、コミュニケーション能力!?

今朝(11月16日)の日経新聞に新人教育に関する記事があり、
気になった調査データがあったので引用。

「社内研修を企画する日本能率協会マネジメントセンターが大手企業の採用・教育担当者486人を対象に実施したアンケート調査(回答は選択式)によると、若手社員の問題で最も多く指摘されたのはコミュニケーション能力の不足だった。回答者の52%が選んだ。」

過半数ですか。
ちなみに2位は「読み書き考える力の低下(47%)」、
僅差で3位が「マナーやモラルの低下」とのことです。

飲み屋のオジサンの愚痴に出てきそうですが、
採用・教育担当者の過半数が回答した結果なので、
それなりに世相を反映したものなのだろうと思います。

この記事に、もし僕が補足説明を加えるとしたら・・、
ここで言う「コミュニケーション能力」とは、仕事において

  • 苦手な人と話す能力
  • 伝えにくいことを伝える能力

という要素も多分にあるんだろうなと思います。

そして、これが少々足りない傾向がある・・・?

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コミュニケーションの形にはいろいろあると思います。

  • 強力なリーダーシップを発揮して周囲をグイグイ引っ張る形
  • 関係者同士をつなぐハブやロータリーとなって円滑に連携する形
  • 不思議な魅力や求心力で人々を惹きつける形

などなど様々な形があって、各々の性格などに応じて、
自分も相手もやりやすい形でコミュニケートすれば良いと思います。

(ちなみに余談ですが、正直言って僕自身、昔も今も
コミュニケーション能力は不足気味だよなぁと自分で思っていますが、
でも一方で、仕事上、ナゼか僕が対応することで上手く丸く収められる
例が多いのも自覚しつつあり、自分なりに伸ばそうと思っています)

・・と、そんな形で人それぞれのコミュニケーションの形を見つけ、
磨いて行けば良いと思うのですが、おそらく新聞記事が指摘する問題は
苦手な局面で、そもそもコミュニケーションしない、できない
ということなのでしょう。

というよりも、楽な手段に流れてしまうのかな、きっと。

たとえば、先方への少々無理なお願い事や、緊急のアポ取り。
新人:「課長。おととい、メール送っておきました」
上司:「ん? で、先方はなんて言ってた?」
新人:「返事が来るのを待っています」
上司:「むむぅ・・・」
といった例などは、きっとどこの会社でもありそうな例ですね。

メールを送って仕事が終わったと考える新人と、
用件の完了も先方との意思疎通も無い事に愕然とする上司。

「無理を言って、申し訳ない」という誠意を伝えながら、
相手の了解を得た上で、でも話はしっかり決着をつける。

と、当たり前の話だけど、必要なのは
「目的達成に向けた、相手とのキャッチボール」なんですよね。
でも、目的達成への意識も、相手との意思疎通もないのが
おそらく問題なのでしょう。

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これは僕の冗談として読み流してほしいのですが、
「新人は当分の間、個人メールアドレスの付与を禁止!」という
少々スパルタンなルールを敷くと意外と効果ありそうな気がします。
こうすることで・・・

  • 先方への連絡は直接か電話で実施
    (否が応でも相手の反応をヒシヒシと感じながら対応)
  • どうしてもメールを使う時は担当共通アドレスを使用
    (事前に上司に説明し、許可をもらってから利用)

といった具合に、要所要所で必ず相手方との直接対話が生じ、
つまりは緊張感の中でコミュニケーション経験を得られそうです。

・・・って、よく考えたら、つい十数年前までは
これがごく普通の職場の光景だったんだよな。うーん。

そう考えると、メールは便利だけど、
なんだか考えさせられるものもありますね。

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ついでに言うと、記事の僅差3位の「マナーやモラルの低下」も、
コミュニケーション能力の不足と浅からぬ関係があるような、
そんな気が僕はしています。

というのも、結局、

合う人、合わない人、いろんな人がいる中で、
いかに皆で気持ちよく仕事に取り組めるようにしていくか

ということに尽きると思うので・・・。

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以上、今朝(11月16日)の新聞を読んでの感想でした。
僕自身、偉そうなことを言えるほど人間出来ていません・・。