新聞を丸ごとiPhoneで。産経新聞の電子新聞チャレンジは続く。

新聞を丸ごとiPhoneで。産経新聞の電子新聞チャレンジは続く。
先日、iPhoneのApp Storeに新聞を丸ごとiPhone上で読めるアプリが登場しました。産経新聞が始めた無料サービスです。

ニュースのさわりでも概要でもなく、新聞記事がそっくりそのまま読めます。レイアウトも新聞と全く同じ。これを、iPhoneならではの操作方法(スライド、つまむ、引き延ばす、など)で、軽快に読み進めていくのです。

このサービスが出たとき、僕は産経新聞のこのチャレンジは新聞社として革新的だなと思いました。というのも、他のどこの新聞社も各社のWebサイト上で新聞記事の一部を掲載してはいるけど、明らかに新聞をメイン、Webサイトをサブ媒体として扱っていて、決して積極的なチャレンジではないから。

ここまで来ると、もう「新聞を読まないとダメだ!」という旧来の風潮は、もはや通用しなくなってくるのではないでしょうか。ここで言う「新聞」とは、紙媒体としての新聞です。

新聞という紙媒体であれ、テレビであれ、PCであれ、iPhoneであれ、情報の採り入れ方は個々人にとって最も使いやすいツールを活用すれば良い。肝心なのは、そういった個々人が自分なりの情報収集ツールを使って、どれだけ情報を正確に、素早く、深く、豊富に入手できるか、という事だと僕は思っています。(ちなみに、僕は、「素早く」という点で新聞は既にWebの後塵を拝していると思っています。)

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で、サービス開始からしばらくたった今現在、やはりiPhoneユーザーの間でかなりの反響になっている模様です。

しかし、実は産経新聞は長い間、電子新聞に果敢にチャレンジしてきたものの、失敗続き。それでも、電子新聞をやめないのはなぜか。それは、「次の時代の新聞のあり方に挑戦しなければいけない。電子新聞が赤字だったとしても、やり足りない時点でやめてはいけない」という、産経新聞社社長の考えからとのことです。すばらしい。そのあたりの様子はぜひITmediaの次の記事をお読み下さい。

[ITmedia] 産経新聞、なぜ無料でiPhoneに 「失敗続き」の電子新聞チャレンジに手応え